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20060115, Sun.
Let us reach out our hands...
記憶は消える。だんだんと薄れていく。それが悲しくて、石版に刻んだり、本を書いたりしたんだろう。それでも、物理的な媒体ならばいつかは朽ちるだろう。だから今までの情報は、いつかは消えるものだった。
世界中にインターネットという蜘蛛の巣が張り巡らされて、誰でも簡単に情報を発信できる時代になった。Internet Archiveというサービスをご存じだろうか。全てのページではないが、ある程度の閲覧者を持っていたWebページは、たとえ公開元のサーバーから消去されたとしても、このサービスを利用して閲覧が可能だ。Googleキャッシュも然り。情報化社会のその先にある物は、全ての情報が半永久的に存続する世界だ。デジタルだから僅かな劣化もなく、ただ積み重なっていく情報の海だ。
記憶は薄れ、忘れていく。これは単純に脳の容量が限られているからとかじゃなくて、一つの防衛本能なのではないか。一見良いように思える永久的な情報の蓄積が、もしかしたらとんでもない事態を生み出すのではないか。
なんてことを、R30::マーケティング社会時評: 過去のことは忘れなければならない、あるいはknowledgeの生まれる場所を読んで考えました。
とはいえ、残っているからこそ良いこともある訳です。以前ブックマークに登録しておいたサイトが、気付いたら404になっていたのだが、Internet Archive を漁ったら見つかった。
上記のリンクは、20 ◆igHH0iCKcQ氏によるアスキーアート作品です。素敵です。ちなみに、「素敵」は現在個人的に最上級な褒め言葉です。
もう公開元のサーバーからは消えているページですが、無断リンクしてしまったことに少し不安を感じています。連絡を取る手段もないのですが。
そのページが消えたのには何らかの理由があるはず。もしかしたら、過去を消したくなったのかもしれない。情報を洗い流したくなったのかもしれない。単純に放置していただけなのかもしれない。でも、どんな理由から消去したとしても、残ってしまう。寸分の劣化もなくミラーリングされてしまう。そんな訳で、こうやってアーカイブから拾ってくるのはあまり良くないことなのかもなぁ、と思ったのです。削除要望があれば、お気軽にコメント下さい。
そんでもってまた違う話を書こう・・・と思ったけど、ここまでエントリーを書いている内に内容を忘れてしまった。自分の興味のある分野とか将来のこととか受験とかそういう話だったと思うけど。相変わらず長文書けないなぁ、オレ。
とりあえず、今はやるべきことをやる。それだけ。
新宿行きすっぽかしてごめんなさい(私信)。
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Comments
無理難題を吹っかけたのは自分なんでそう謝らないでください(私信)。
人間の脳は巧妙に出来ているもので、綺麗に古い記憶を詰め込んで仕舞ってしてしまいます。
これが所謂「忘れる」と言う現象です。
この「忘れる」現象はもう1つあります。
それは「封印するために忘れる」現象です。
突然自分の前でショックな事が起きると記憶を一時的に失くしたりするのが見本と言えるでしょう。
このように、結構「忘れる事」と言うのは重要・・・てちょっとアンタ、脱線してるよ。
受験頑張れw
Comment by STRIKE at 2006-01-15 23:25
さば・・・おも・・・
Comment by tondol at 2006-01-15 23:43